お店に、洋服や下着を購入しに行った際になにげなく見ているマネキンにはきちんとした世界観がありその世界は独特です。
普段であれば、すべてのマネキンが同じように見えてしまいますが実はひとつひとつにきちんと表情がありそれを知るととても面白い世界でもあります。
その、マネキンの世界で欠田誠さんという人物をご存知でしょうか。
こちらの人物は、誰しもが知る番組となったマツコの知らない世界でマネキンの世界を紹介しておりそれがとても興味深かったのでここからは欠田誠さんを掘り下げていき
たいと思います。
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欠田誠さんのプロフィール
欠田誠さんは、東京都出身の85歳男性です。(上の画像の左側)
なんと、今現在でもマネキンを造り続けており長い間マネキンと接してきた人物でもあります。
しかも、マネキンを造り続けて63年というのですからこれだけ長い間第一線で活躍される方も非常に珍しいと言えるのではないでしょうか。
また、出身大学は京都市立美術大学でありその中の彫刻科で特待賞などを受賞されています。
こうして見ると、学生時代からその才能を発揮されていたことがわかります。
その後は、二課銀賞なども受賞しており徐々にその才能を世の中の人に認められていくのです。
また、仕事に就いてからはスペインのインターナシィナルコッペリア社の依頼を受けて仕事を受けたりしてきどんどんマネキン業界へと足を踏み入れていくのです。
これは、ただ造るというだけではなく才能を買われ仕事の依頼を受注しているわけですからどれだけの人物なのかがこの時点でもお分かりでしょう。
このようなことからも、欠田誠さんは若い時からのマネキンの世界になくてはならない存在になっていったのです。
欠田誠さんの経歴
欠田誠さんは、西武百貨店にてスーパーリアルマネキンを制作し日本国際美術館へ出品したりもしています。
他にも、ジャパンショップ75では技術開発賞と日本商工会議所会頭賞を受賞するなど華々しい功績をたたえているのです。
また、さまざまな美術展への出品を長年続けておりマネキン界においてその名を知らない人はいなほど有名な人物になっていきました。
こうしてみると、ただお店に並んでいただけのマネキンには造る人の気持ちが現れており実はその表情もひとつひとつ違うのかもしれません。
このようなことからも、現在ではマネキン界のレジェンドと呼ばれるほど雲の上の存在となりその成長はとどまるところを知りません。
これは、いつまでもマネキンを製造することが衰えず常にどうしたら美しいマネキンが作れるのかを日々研究しているからなのではないでしょうか。
そして、今度お店に行くときにはこんなにマネキンにも表情があるんだと違う世界を教えてくれるような気がします。
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欠田誠さんの個人活動の実績について
欠田誠さんは、もともと七彩工芸というお店で働いていました。
もし、こちらのお店でずっと働いていたら才能は開花されてはいなかったかもしれません。
しかし、こちらのお店を退職してからはより自由な発想でマネキン造りにより精を出していきます。
その理由は、サンローラルとシャネルのオリジナルマネキンを制作しており紙素材で作るエコなマネキンの製造を行ううことにつながっていくのです。
また、製造だけのお仕事だけではなくマネキン美しい人体の物語という本も出版されています。
他にも、江戸川大学の特別教授になり多くの生徒にマネキンの魅力を教えるなど活動の幅を広げています。
そして、最近では陶彫作品を造り復興支援チャリティーオークションなどにも参加しています。
こうしてみると、マネキンを造るという活動にとどまらずとても才能に溢れている人物であることがわかります。
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