世界中で14万台のスマホが乗っ取りの被害に遭い、企業に対するサイバー攻撃に加担されていたことが、情報セキュリティー会社の調査で明らかにされました。
この乗っ取りの被害の中に、何と日本も含まれていたといいます。
14万台のスマホが被害なんて大規模ですよね・・。かなり悪質です。
今回のようなスマホの乗っ取りでは、どのような被害があったのでしょうか。
また、被害にあってしまったかどうかの確認方法と対策もあわせて見ていきましょう!
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目次
スマホの乗っ取り被害の詳細
2017年9月4日、日本を含む世界中のスマホが乗っ取られ、企業に対するサイバー攻撃を加担させられているという事態が調べで分かりました。
世界全体で14万台、日本の被害の件数としては、分かっているだけで226台です!
何者かによってスマホが遠隔操作されているんですね・・。
そもそもサイバー攻撃とは?
サイバー攻撃とは、別名サイバーテロとも呼びます。
簡単に言うと、インターネットを通じて他人のパソコンやスマホの情報を壊したり変更させたり盗んだりすることです。
サイバー攻撃をする理由としては、金銭を取ったりするだけでなく、ただの愉快犯の可能性も多くあるそうです。
本当、迷惑極まりない行為ですよね。
他人のスマホを利用して悪事を働こうなんてやることが卑劣です。
そして、今回のスマホ乗っ取りからのサイバー攻撃によって大きな被害が出ています。
被害内容は欧米やアジアの50以上の企業でインターネットを利用した取引が行えなくなってしまったそうです。
これで、被害を被るのは企業とそこで働く従業員の方、そして顧客ですからね。
こんなことして何が楽しいんでしょうか・・・。
ちなみに、個人で乗っ取りをされてしまった場合は盗聴や盗撮、位置情報の漏洩など、自分のプライバシーが侵害されてしまうことがあります。
スマホの乗っ取りはとくに、自分が気付かないことがあるのが怖いのです。
スマホの乗っ取りの原因は?
スマホの乗っ取りの主な原因は、ウイルスとアプリとWi-Fiがあります。
今回の原因はアンドロイド用のアプリだったようですね。
まずは、今回の原因だったアプリから、乗っ取られる原因を見ていきましょう。
1.アプリ
スマホの乗っ取りは、不正アプリをダウンロードしてしまうことで感染してしまうことが非常に多いと言われています。
今までに確認されている不正アプリは、動画を再生するものや音楽を聴くものなど様々で、通常のアプリと不正アプリは見分けがつかないそうです。
見つかり次第、グーグルが不正アプリを削除していくようです。
2.ウイルス
メールなどでファイルが添付されており、そのファイルを開くとウイルスに感染してしまうことがあります。
また、メールに付いているURLを開いても感染してしまうこともあります。
これは、スマホだけでなくてパソコンでも被害が多く見られます。
知らない人からのメールはむやみに開いたりしないようにしましょう。
3.Wi-Fi
Wi-Fiからの感染も実はあります。
無料のWi-Fiスポットでは、鍵が付いておらず誰でも利用ができます。
そのWi-Fiにより、個人情報の流出やウイルスに感染してしまう危険性もあるので十分に注意をしましょう。
今回の原因であったアプリにより、グーグルは「グーグルプレイストア」という公式サイトのアプリを見直したそうです。
それにより、300種類以上のアプリを削除したと発表しました。
この乗っ取りのせいでグーグルはかなりの被害を被ったと思います。
こういった事態を起こす犯人がいる限り、グーグルにとっては大変でしょうが、これからはより厳重な対策を練る必要がありますね。
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スマホが乗っ取られたかの確認方法や対策は?
「スマホが乗っ取られているかも?」、「ウイルスに感染しているかも?」
こういった事件が起こると自分のスマホは大丈夫なのか心配になってきますよね。
その場合には、まずは簡単な確認方法をとりましょう。
簡単な確認方法には以下があります。
1.SNSの履歴を調べる
乗っ取りの被害にあってしまったら、SNSを操作されてしまうことが多くあります。
Twitter、Facebookなどの接続履歴を見てみましょう。
そこで、身に覚えのない接続履歴があった場合には要注意です。
2.ウイルス対策ソフトを使用する
ウイルス対策ソフトを使用すると、スマホやパソコンが現在感染していないかを調べてくれます。
また、感染していた場合はウイルスを除去してくれたりと対策も完璧です。
特にアンドロイドユーザーの方は、アイフォンに比べて感染率が高いのでウイルス対策ソフトの使用をオススメします。
ウイルス対策ソフトとしては、ウイルスバスターやノートンなど有名な所が良いでしょう。
期間限定で無料でお試しもできますし、気になったら確認だけでもしておいたほうが良いです。
また、出来れば無料期間が終わっても継続することを私はオススメします。
ウイルスに感染してしまったら、数万円〜数十万円どころの損害では終わらない場合もあります。
そんな被害を抑えるために数千円は高くないと思います。
まとめ
スマホは今や、ほとんどの方が肌身離さず持っている個人情報の詰まった大切なものです。
さらに普及率が年々高まっていき、スマホを所有している人はこれからも増え続ける可能性が高くなります。
また、現在ではスマホだけではなく家電でもインターネットを使用した通称「IoT製品」も発展してきています。
そして乗っ取りやサイバー攻撃をしている犯人は、昔に比べて色々な方法を行ってきています。
これからは、ウイルスや乗っ取りの被害には個人個人の徹底的な対策や確認が必要になってくるでしょう。
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