腱板断裂という症状をご存知でしょうか?
腱板断裂とは肩関節が痛み腕が上がらないなどの症状が出て来る病気のことです。
最近、腱板断裂になってしまう方が増えてきており、酷くなると夜眠れなくなってしまうとも言われています。
今回は、そんな肩の痛みの腱板断裂について調べましたので見ていきましょう!
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腱板断裂による肩の痛みって?
肩には腱板という、肩を安静させる構造があります。
腱板は複数の筋肉の腱で作っていますが、ケガや事故によりその腱が切れてしまったり、それ以外でも転倒した際にとっさに手をついて切れてしまう場合があります。
また、腱板は肩の骨と骨の間にあって、骨同士がぶつかった衝撃でも切れてしまうこともあり、骨がぶつかって自然に切れるのは50歳から60歳の高齢の方に起こりやすいと言われています。
こういったことから、腱板断裂はいつどういったときに起こるかわからない病気でもあります。
そのため、症状と対策を知っておくといざ自分の身に起こったときのために負担を減らすことができるのでしっかりと知識をつけておいたほうが良いでしょう。
腱板とは?
腱板は肩にある四つの筋肉(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)で作られていて肩関節を安定させてくれます。
この腱板に痛みが起こってしまったとき、人は生活するときに肩を頻繁に使うので常に痛みが伴うということになります。
痛みの程度も人それぞれですが、切れた直後は激痛が起こることが多いようです。
そして、切れてしばらくしたら痛みは弱まってきます。
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腱板断裂ってどんな痛みが出るの?
腱板断裂すると、特に肩を上げたりしたときに痛みが出やすいです。
それも関節が安定しないので、本来当たらない骨同士が当たってゴリゴリと音がします。
そのままほっておくと、関節面で炎症が起こって余計に痛くなってほかに筋肉もうまく働かなくなります。
その結果、肩が自力では上がらなくなり四十肩のような状態になり、無理に上げると激痛を伴うこともあります。
また、不思議なことにじっとしていたら痛みは感じなくても、寝ているときに急に痛みが出したりすることもあります。
腱板断裂の対策
腱板断裂はほとんどの人が痛みが伴います。
そのまま無理をすれば悪化するため、対策や予防をとらないといけません。
対策の方法としては、切れてすぐは痛みや炎症が起こりやすいため、まず三角巾をつけ肩を安静にします。
切れた腱をそのままにしておいでも腱が戻ることはありえませんが、それでも対策をすることで痛みは軽減できます。
また、必ず手術というわけではないようです。
そして、早急に病院へ行き、炎症を抑える注射を打ってもらい痛みの対策が必要になってきます。
その後、痛みが治まってきたらリハビリが必要になってきます。
切れた腱は戻りませんが、他の筋肉で対処はできるため、周りの筋肉をしっかりと鍛えておくことが大切になります。
まとめ
腱板損傷はケガや事故以外でも高齢の方なら手をついたときにぷちっと切れてしまうことがあります。
痛いから五十肩や六十型じゃないかなと考える人も多いですが、それとは全く異なるものですので、対処も治療も変わってきます。
もし、肩を痛めておかしいと感じたらすぐに病院に行き、対策などを相談することが大切となってきます。
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